overtraining

For Athletes

休んでも疲れが取れない。
アスリートのうつと
オーバートレーニング症候群

練習をこなしてもパフォーマンスが戻らない、短い休養では疲労感が抜けない、眠れない――。それは「気持ちの弱さ」ではなく、トレーニングの負荷に対して休息と回復が追いつかなくなったサインかもしれません。当院では【ドーピングにならないアスリートを支える心の治療】として、薬に頼らないTMS治療(経頭蓋磁気刺激)を提供しています。

初回施術 無料 平日夜・土日も診療 東京(神田)・横浜

Self Check

こんな状態が続いていませんか

オーバートレーニング症候群では、次のような症状が認められます。当てはまる項目にチェックを入れてみてください。

0/9 当てはまる項目にチェックしてみてください。

このチェックリストは診断ではありません。当てはまる項目が少なくても、症状が続いている場合や競技生活に支障が出ている場合は、医療機関にご相談ください。

About

オーバートレーニング症候群とは

オーバートレーニング症候群とは、過剰なトレーニングの負荷により、休息しても疲労が回復しなくなる慢性疲労(過労)の状態です。トレーニングを続けてもパフォーマンスは低下する一方で、短期間休養してもなかなか疲労感が改善しない。そこで初めて相談に来られるスポーツ選手が多くいらっしゃいます。

一生懸命な人ほど、陥りやすい

オーバートレーニング症候群の可能性が高い方は、強い疲労感を感じながらも、「周りのほうが頑張っている」「応援してくれる人の期待に応えたい」という思いから、休養を増やさずにトレーニングをこなそうとしてしまいます。努力を続けるアスリートが陥りやすい状態であり、一生懸命に競技へ打ち込むほどなりやすい傾向があります。

ちょうどよいトレーニング負荷は人それぞれ異なり、同じトレーニングを行っていても、全員が同じ疲労感を感じるわけではありません。チームメイトが平気だから自分も大丈夫、とは限らないということです。

また、順位が下がる、けがをする、自分のポジションがチームメイトに替わるといった出来事が重なると落ち込みは強まります。特に、過去に収めた成功が大きい選手ほど、その落ち込みは強くなる傾向にあります。

受診がためらわれる理由

「スポーツ選手は心身ともに強くあれ」という自分自身への期待も、周囲からの期待も大きく、医学的なメンタルケアを受けることに対して「メンタルが弱い」とレッテルを貼られるかもしれない――。そう感じて医療機関の受診をためらい、問題が表面化しないまま病態が悪化してしまう場合もあります。

オーバートレーニング症候群は重症度が高くなるほどトレーニングの中止期間が長くなるため、早期発見・早期治療が必要です。回復には、一定期間トレーニングを軽減したり休養したりしながら、十分に時間をかけて徐々にトレーニングへ戻していく過程が必要で、1か月から数年単位で復帰まで時間がかかるケースもあるとされています。

OTS & Depression

うつ病との違いと関係

オーバートレーニング症候群の症状は、うつ状態の症状とよく似ています。ストレス反応が続くと中枢性に神経回路の変化が起こるため、オーバートレーニング症候群の精神症状は、うつ病と同じ機序で起こっている可能性があると近年考えられています。だからこそ、身体の疲れとして片づけずに、こころの状態も一緒に評価することが大切です。

重症度による現れ方の違い

重症度日常生活・トレーニングでの症状競技成績
軽症日常生活ではほとんど症状がなく、強度の高いトレーニングのときのみ症状が出る低下は軽度
中等症日常生活や軽いトレーニングでも症状が出るようになる明らかに低下していく
重症日常生活でも症状が強く、トレーニングもほとんどできなくなる。不眠が起こりやすく、状態によっては集中力低下や落ち込みも見られる。いわゆる慢性疲労症候群と似た状態になる継続が困難になる

※ 重症度の判定は診察と検査に基づいて行います。ご自身での判断はお控えください。
出典: 坂本静男「オーバートレーニング症候群」順天堂大学浦安病院 健康・スポーツ診療科、臨床スポーツ医学 17(7): 807-813, 2000.

サブタイプは2つ

オーバートレーニング症候群の分類(サブタイプ)は2つあり、一般的には副交感神経タイプのほうが多いとされています。

TYPE 01

副交感神経緊張タイプ

抑うつ感、無力感などが特徴とされています。長距離走など、有酸素運動のアスリートに多くみられます。一般的には、こちらのタイプのほうが多いとされています。

TYPE 02

交感神経緊張タイプ

不眠、焦燥感が特徴とされています。無酸素運動のアスリートに多くみられます。

交感神経が優位になっている状態と考えられるため、当院ではTMS治療にSGL(星状神経節近傍レーザー治療)を組み合わせたスリープリカバリーコースをご提案することがあります。

Risk Factors

きっかけと、なりやすい人

発症のきっかけとして考えられているもの

  • 不十分な休養・睡眠不足
  • 過密な試合・移動スケジュール、不適切なトレーニング
  • 高度、気温、湿度などの外的環境の要因
  • 仕事、勉強、日常生活、人間関係

このほか、価値観の不一致による葛藤、周囲からの注目、時間的な切迫感、プライベートを我慢することによる社会的孤立、学業との両立、性別に関する固定観念や差別などのストレスも考えられています。

なりやすい人の傾向

自分自身を甘やかさないという気持ちから、自分の限界に挑戦するようなトレーニングプログラムを組みがちな方がなりやすいとされています。

  • 誰かのために自分を犠牲にする
  • 几帳面・完璧主義
  • 秩序を重んじる
  • より苦しい努力をすれば報われると信じている

競技別にみると、中長距離走、水泳、自転車、スピードスケート、クロスカントリーなどの持久系アスリートに有病率が高いといわれています。

Mechanism

身体のなかで起きていること

オーバートレーニング症候群は、筋組織の変性・損傷により炎症性サイトカインが産生され、それが脳の視床下部や神経伝達物質の異常などを引き起こすことで起こると考えられています。仕組みはまだ解明の途上にあり、以下は現時点で考えられている仮説を含みます。

「脳の炎症」という仮説

近年、うつ病は「脳の炎症」が原因であるという仮説も提唱されています。サイトカインが中枢神経系に作用し、内分泌系・自律神経系・免疫系などに影響を与えるというサイトカイン仮説がSmithにより提唱されました。

人間の脳にはBBB(Blood-brain barrier/血液脳関門)があり、高分子の物質は脳に移行しないと考えられてきました。しかし、IL-6、IL-1β、TNF-αといった低分子の炎症性サイトカインが脳のバリアを越え、脳の炎症細胞であるミクログリアの活性化を起こすことが分かってきています。そのミクログリアの活性がうつ病の症状を引き起こす本体である可能性が、近年示唆されています。

TMS治療の抗うつ効果にもミクログリアが関係していると考えられており、オーバートレーニング症候群のうつ状態に対してもTMS治療が効果を持つ可能性があると考えられます。ただしこれは現時点では仮説であり、確立したものではありません。

そのほかに挙げられている発症機序

内容
視床下部関与説自律神経系の活性化。視床下部−脳下垂体−副腎系、視床下部−脳下垂体−性腺系への作用
グルタミン説リンパ球で利用される主要なエネルギーの不足
トリプトファン説セロトニン前駆物質の低下
グリコーゲン説筋肉内のグリコーゲン減少
トレーニング単調説一定で変化のないトレーニング
トレーニング強度説高すぎる強度のトレーニング
高強度トレーニング説酸化ストレス(好中球活性酸素種産生能)の亢進

Early Signs

予備軍の見分け方

オーバートレーニング症候群では、起床時の心拍数や運動後の症状が最初のサインの一つになります。次のような状態が続いていないか確認してみてください。

  • 運動中止後10分たっても心拍数が100拍/分以下にならない
  • 運動中止後10分たっても息切れが持続している
  • 運動中止後に悪心あるいは嘔吐がある
  • 運動を実施した当日の夜に寝つきが悪い
  • 運動を実施した翌日の朝、目覚めが悪い
  • 起床時の心拍数の増加(10拍/分以上)を認める
とくに注目したいサイン

起床時の心拍数は疲労症状との関連性が強く認められています。起床時の疲労症状や起床時心拍数の増加がある場合は、運動トレーニングの強度が強すぎたり、トレーニング量が過剰である可能性があります。

予防・対処として挙げられているもの

  • 1年を、準備期間(全体の50%)、競技前期間(25%)、競技期間(15%)、動的休養期間(10%)の4期間に区分し、トレーニングを突然に増大させない
  • 持久性のトレーニングは1週間に10%を超えて増やさない
  • トレーニング負荷は、最大でも3日程度で回復させるようなトレーニングプランを作る
  • オーバートレーニング症候群について選手に教育を行い、なりやすい選手を周囲も本人も知っておく

Treatment

治療と、アスリート特有の課題

第一は休息。ただし「寝たきり」ではない

オーバートレーニング症候群の治療の第一は休息です。一般的に休養期間の目安は、中等症では1〜2週間が基準になり、「日常生活での疲労状態が消失し、運動の意欲がわいてくるまで」とされます。

もっとも、元々努力家である方がオーバートレーニング症候群になりやすく、「練習をせずただ休むのは非常に不安」と、練習をしていないこと自体に不安や焦燥感を感じることも多くあります。

ここで大切なのは、「休息」は「寝たきり」ではないということです。人間は1週間寝たきりの状態になると15%の筋力が低下し、3〜5週間では50%もの筋力が落ちるといわれています。重症度が高くない場合は、完全に運動を禁止する必要はないと考えられます。軽い運動は気分を改善し、食欲を増加させ、睡眠を改善する効果も期待できます。

運動は、自分の専門外のスポーツを行うクロストレーニングでもかまいません。軽い運動という以外に、自分の競技に関連したストレスがなく、よい気晴らしになるという意味もあります。あわせて、睡眠を十分にとり、身体を意図的に休める正しい睡眠リズムを整えることも重要です。

薬物療法と、競技への影響という悩み

一般的に、オーバートレーニング症候群の治療はうつ病の治療に準じ、特に薬物療法が多く行われます。現在用いられている抗うつ薬としてはSSRI、SNRI、NaSSAなどがあり、睡眠障害があれば睡眠導入薬、不安や焦燥感が強い場合は抗不安薬が処方されることが多くなります。

しかしアスリートの場合、ドーピングになるかもしれないと使用を不安に思う方や、睡眠導入剤の筋弛緩作用が続くのではないか、依存してしまうのではないかと将来を心配される方もいらっしゃいます。

精神科の薬にはドーピングにならないものも多くありますが、薬により競技力の低下がみられる可能性はないとは言えません。抗うつ薬の増強療法や漢方薬はドーピングにあたる可能性もあり、抗不安薬や抗うつ薬の一部については、瞬発力の低下、集中力の低下、筋弛緩作用によって競技に影響が出る可能性があります。

アスリートのうつの、大きな課題

アスリートのうつの大きな課題は、「競技に大きな影響がでない・ドーピングにならない治療」が求められることです。「医療機関にかかっても、なかなか自分に合う治療がないかもしれない」と悩まれる方が多くいらっしゃいます。

ただし、うつ状態の治療が必要な方が治療をせずに競技を行う場合と、治療を受けてうつ症状を改善させたうえで競技に出る場合を比べると、後者の利点は大きいと考えられます。そのためアスリートのうつには、「競技に大きな影響がでない・ドーピングにならない治療」、さらに「短期集中でできるメンタルの治療」が求められます。

うつ状態に対する治療法の選択肢

治療法内容
薬物治療抗うつ薬などによる治療
電気けいれん療法人為的に頭部へ電気を流して痙攣発作を誘発する治療。重度のうつ病が適応になります
TMS治療頭部にコイルを当てて脳を磁気刺激する治療
精神療法認知行動療法などのカウンセリング

TMS

薬に頼らない心の磁気治療TMS治療

TMS治療は、日本語で経頭蓋磁気刺激と呼ばれ、磁気によって脳の特定部位を刺激し、脳の状態を整える治療です。身体を傷つけることなく脳細胞を刺激できる、副作用の比較的少ない治療で、日本では2019年6月にうつ病に対するTMS治療が保険診療となりました。

お薬による治療では消化器症状、認知機能の低下、筋弛緩作用などの副作用が、電気けいれん療法では記憶障害などの認知機能障害が問題になることがあります。これに対しTMS治療は、軽い頭痛や軽い吐き気など、副作用が比較的少ないことが特徴です。

「薬による治療が不安」「薬による治療でもなかなか改善しない」「試合まで時間がない」という方にとって、検討できる選択肢のひとつです。

TMS治療は効果に個人差があり、すべての方に効果を約束するものではありません。刺激部位の痛みや頭痛などが生じることがあり、まれにけいれん発作の報告があります。またペースメーカーや体内金属など、受けられない条件がある場合もあります。適応の有無は初診時の診察で確認します。

Research

TMS治療に関する研究

「短い期間で、競技への影響を抑えて治療したい」というアスリートの事情に関わる研究を3つご紹介します。いずれもオーバートレーニング症候群そのものを対象とした研究ではないため、限界もあわせてご確認ください。

研究A:1回3分の刺激でも、従来法に劣らなかった

Blumbergerらによる多施設ランダム化非劣性試験(THREE-D試験、Lancet 2018;391:1683-1692)では、θバースト刺激(iTBS)が、従来の高頻度rTMSに対して非劣性であることが示されました。従来法が1回あたり約37.5分を要するのに対し、θバースト刺激は約3分で実施できます。

限界: 対象は薬物治療で十分な効果が得られなかったうつ病の患者さんであり、アスリートやオーバートレーニング症候群を対象とした試験ではありません。

研究B:5日間に凝縮したプロトコルの報告

Coleらによる二重盲検ランダム化比較試験(SNT/Stanford Neuromodulation Therapy、Am J Psychiatry 2022;179:132-141)では、1日10回×5日間という加速型のθバースト刺激が検討され、高い寛解率が報告されました。短期間に集中して治療を行うという考え方の根拠のひとつです。

限界: 治療抵抗性うつ病を対象とした少数例の試験で、MRI画像による個別のターゲティングを用いています。標準的なθバースト刺激の寛解率は20〜30%程度とされ、精密なターゲティングを省いた追試では効果がより低かったとの報告もあります。当院のプロトコルと同一の治療ではなく、同じ結果が得られることを示すものではありません。

研究C:炎症とTMS治療をつなぐ検討

うつ病の患者さん57名と健常者30名を対象に、4週間のrTMS治療の前後で血中の炎症性サイトカインの変化を調べた二重盲検・偽刺激対照の研究が報告されています(Frontiers系、2022年)。抗うつ効果の機序に炎症が関わっている可能性を検討したもので、本ページで触れた「脳の炎症」の考え方とつながる位置づけです。

限界: 機序を探る研究であり、オーバートレーニング症候群への治療効果を示したものではありません。「炎症を抑えるから効く」と言い切れる段階ではありません。

Our Program

当院の短期集中治療

当院では、オーバートレーニング症候群に対して1〜2週間の短期集中TMS治療を実施しています。まず心理検査で重症度を判定したうえで、薬に頼らないうつ治療であるTMS治療を行い、状態にあわせて段階的にトレーニングへ戻していきます。

  1. 心理検査で重症度を判定する

    まず心理検査により、オーバートレーニング症候群のどの重症度にあたるかを判断します。重症度によって、必要な休養の程度も、運動をどこまで続けてよいかも変わります。

  2. TMS治療(経頭蓋磁気刺激)

    薬に頼らずに脳へ働きかける治療として、TMS治療を1〜2週間の短期集中で実施します。θバースト刺激とrTMSのいずれで行うかは、状態に応じてご相談します。

  3. 段階的にトレーニングへ戻す

    重症度が高くない場合は、完全に運動を禁止する必要はないと考えられます。クロストレーニングなども取り入れながら、日常生活の疲労が消失し、運動の意欲がわいてくる状態を目安に、徐々にトレーニングへ戻していきます。

効果や必要な期間には個人差があり、すべての方が同じ経過をたどるものではありません。症状や元々の性質により、合わない刺激がある場合は異なる刺激をご案内することがあります。

Pricing

費用とコース(神田・横浜 共通)

当院のTMS治療は保険適用外の自由診療(自費診療)です。初回相談料は11,000円(税込)で、初回施術は無料。まず受けて、体感してから続けるかを決めていただけます。料金は神田・横浜の両院とも同額です。

コースのご案内

状態とご希望にあわせて、次のコースをご用意しています。いずれも自由診療(自費診療)です。どのコースが適しているかは、初診時の診察でご相談ください。

COURSE A

トライアルコース

内容TMS治療 11回(初回を含む)

金額60,500円(初診+初回 11,000円/10回セット 49,500円)

最短通院4回(1日最大3回実施)

  • TMSをまず試してみたい
  • 副作用が少ない治療を探している

COURSE B

スタンダードコース

内容TMS治療 31回(初回を含む)

金額159,500円(初診+初回 11,000円/10回セット×3 148,500円)

最短通院11回(1日最大3回実施)

  • 本格的に改善を目指したい
  • 薬をなるべく使いたくない
  • 再発予防まで考えたい

COURSE C

パーソナルコース

内容QEEG 2回(初回・終了時/結果説明を含む)+TMS治療 31回(初回を含む)

金額181,500円(初診+初回 11,000円/10回セット×3 148,500円/QEEG 2回セット 22,000円)

最短通院12回(TMSは1日最大3回実施)

  • 自分の脳の状態を知りたい
  • 客観的なデータを見ながら治療したい
  • より個別化した治療を受けたい

COURSE D / 交感神経優位の方へ

スリープリカバリーコース

内容TMS治療 31回(初回を含む)+SGL治療 10回

金額170,500円(初診+初回 11,000円/10回セット×3 148,500円/SGL 10回セット 11,000円)

最短通院11回(TMSは1日最大3回、SGLは1日最大1回実施)

  • 寝付きが悪い
  • 夜中に目が覚める
  • 睡眠の質を改善したい
  • 自律神経を整えたい

不眠や焦燥感が目立つ交感神経緊張タイプの方には、TMS治療とSGLを組み合わせたこのコースをご提案しています。

TMS治療の料金

内容単回(税込)10回券(税込)1回あたり
TMS治療(rTMSまたはθburst)6,600円49,500円4,950円/回

※ 神田・横浜 共通の自由診療(自費)料金(税込)。令和8年6月改定。初回相談料は11,000円、初回施術は無料です。

組み合わせるアプローチの料金

内容単回(税込)回数券(税込)1回あたり
QEEG(脳波検査)16,500円2回 22,000円11,000円/回
SGL(星状神経節近傍レーザー治療)2,200円10回 11,000円1,100円/回
PBM(光刺激)4,400円10回 33,000円3,300円/回

※ 神田・横浜 共通の自由診療(自費)料金(税込)。令和8年6月改定。すべての方に行うものではなく、診察のうえ必要と判断した場合にご提案します。

※ 表示はすべて自由診療(自費)料金(税込)です。診断書・薬剤費などは別途かかります。回数・通院回数は目安であり、状態により変わります。最新の料金は各院へお問い合わせください。

※ TMS治療、QEEG、SGL、PBMの主なリスク・副作用:【NEEDS_REFERENCE: 各治療の主なリスク・副作用/院内確認】自由診療では、治療内容・標準的な費用・主なリスクや副作用の表示が必要です。公開前に確定した内容へ差し替えてください。

FAQ

よくある質問

Q.オーバートレーニング症候群とうつ病は、どう違うのですか?
オーバートレーニング症候群は、過剰なトレーニング負荷により、休息しても疲労が回復しなくなる慢性疲労の状態です。症状はうつ状態とよく似ており、ストレス反応が続くと中枢性に神経回路の変化が起こるため、精神症状はうつ病と同じ機序で起こっている可能性があると近年考えられています。似ているからこそ、身体の疲れとして片づけず、こころの状態も含めて評価することが大切です。
Q.どのくらい休めばよいのでしょうか?
一般的に休養期間の目安は、中等症では1〜2週間が基準とされ、「日常生活での疲労状態が消失し、運動の意欲がわいてくるまで」とされています。ただし重症度が高くなるほどトレーニングの中止期間は長くなり、1か月から数年単位で復帰まで時間がかかるケースもあるとされています。まずは重症度を判定することが出発点になります。
Q.練習を完全にやめないといけませんか?
重症度が高くない場合は、完全に運動を禁止する必要はないと考えられます。軽い運動は気分を改善し、食欲を増加させ、睡眠を改善する効果も期待できます。自分の専門外のスポーツを行うクロストレーニングでもかまいません。なお「休息」は寝たきりを意味しません。1週間寝たきりの状態になると15%の筋力が低下し、3〜5週間では50%もの筋力が落ちるといわれています。
Q.TMS治療はドーピングになりませんか?
当院は【ドーピングにならないアスリートを支える心の治療】としてTMS治療を提供しています。TMS治療は薬を使わず、磁気で脳を刺激する治療です。一方で、抗うつ薬の増強療法や漢方薬はドーピングにあたる可能性があります。競技団体によって取り扱いが異なる場合もありますので、ご不安な点は初診時にお知らせください。
Q.TMS治療で競技力が落ちることはありませんか?
抗不安薬や抗うつ薬の一部では、瞬発力の低下、集中力の低下、筋弛緩作用によって競技に影響が出る可能性が指摘されています。TMS治療は薬を使わない治療であり、こうした薬剤による影響を避けたい方の選択肢になります。ただし効果や感じ方には個人差があるため、競技スケジュールを含めて診察時にご相談ください。
Q.TMS治療に副作用はありますか?受けられない人はいますか?
身体を傷つけない、副作用の比較的少ない治療です。軽い頭痛や軽い吐き気、刺激部位の違和感などが生じることがあり、まれにけいれん発作の報告があります。体質や症状によって刺激内容を調整します。またペースメーカーや体内金属など、受けられない条件がある場合もありますので、初診時に必ずご確認ください。
Q.何回くらい必要ですか?短期集中はできますか?
1回で効果が出ることは少なく、脳の調整が進む10回程度から効果を実感される方が多いです。目安として、まず10〜20回、その後は間隔を伸ばして10回程度のフォローアップをおすすめしています。当院ではオーバートレーニング症候群に対し、1〜2週間の短期集中TMS治療も実施しています。平日夜や土日も診療しているため、遠方の方や休みを取りにくい方にもご相談いただけます。
Q.保険は使えますか?費用はどのくらいですか?
オーバートレーニング症候群に対する当院のTMS治療は、保険適用外の自費診療です。神田・横浜とも同一料金で、初回相談料は11,000円(初回施術は無料)、TMS治療は単回6,600円、10回券なら1回あたり4,950円(いずれも税込)です。まとめて受けられるコース(トライアル/スタンダード/パーソナル/スリープリカバリー)もご用意しています。詳しくは費用とコースをご覧ください。診断書・薬剤費などは別途かかります。
Q.初診はどのような流れですか?
来院後に心理検査を行い、診察で現在の状態、トレーニングの状況、競技スケジュールなどをうかがいます。そのうえで重症度を判定し、TMS治療が適しているかどうかをお伝えします。初診は原則として対面診療です。
Q.どちらの院で受けられますか?
東京(神田)のベスリクリニック東京と、ベスリTMS横浜醫院の両院で受けられます。平日は夜まで、土日も診療しています。診療時間と予約先は院ごとに異なりますので、下のアクセス欄をご確認ください。

Supervised by

この記事の監修者

田中 伸明 総院長
総院長

田中 伸明(たなか のぶあき)

医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック 総院長/専門:心療内科・神経内科・睡眠障害内科

「こころ・脳・身体」の観点から状態を分解し、再発しない形で社会に復帰し、自立して働ける未来を目指す診療を行っています。

17,000+

働く人の心の診療実績

5,000+

TMS治療(薬に頼らないうつ治療)

約20冊

著書・監修書籍

20件+

メディア出演・掲載・講演

Reservation

「疲れが取れないだけ」で、
片づけないでください。

まずは心理検査と診察で、いまの状態を一緒に整理します。オーバートレーニング症候群は、重症度が高くなるほど復帰までの時間が長くなります。早めのご相談をおすすめします。

ベスリクリニック東京(神田)

住所東京都千代田区神田鍛冶町3-2 サンミビル8F
電話03-5295-7555
アクセス神田駅(JR山手線・東京メトロ銀座線)徒歩1分
月〜金11:00–14:30/16:00–20:30(受付は19:30まで)
10:00–18:30(最終受付17:30)
10:00–16:00(受付15:00/学会等で休診の場合あり)
祝日休診
神田院の初診を予約する

ベスリTMS横浜醫院

住所〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町1-101-1 クロスゲート1F
電話045-232-4583
アクセス桜木町駅(JR京浜東北線・横浜市営地下鉄ブルーライン)徒歩1分
月火木金土10:30–14:30/16:00–20:00
10:30–16:30
休診
ご予約完全予約制
横浜院の初診を予約する

本ページは情報提供を目的としており、診断・治療方針は個々の状態により異なります。当院のオーバートレーニング症候群に対するTMS治療は保険適用外の自由診療(自費診療)で、効果には個人差があり、効果を約束するものではありません。副作用として刺激部位の痛み・頭痛などが生じることがあり、まれにけいれん発作の報告があります。ペースメーカーや体内金属など、受けられない条件がある場合があります。診療時間・料金は変更されることがありますので、最新の情報は各院の公式サイトでご確認ください。
監修:田中 伸明(医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック 総院長)