脳疲労

4,950円/回│脳疲労・ブレインフォグのTMS治療|薬に頼らない選択肢|東京・横浜

Brain Fatigue / TMS

休んでも治らない脳疲労に、
薬に頼らないTMS治療

決断が遅い、優先順位がつけられない、頭にモヤがかかる――。身体疲労は休めば戻りますが、脳疲労は休んでも戻りにくいのが特徴です。落ちた前頭前野の働きに磁気で直接はたらきかける、TMS治療(経頭蓋磁気刺激)という選択肢があります。

4,950円/回(10回券・税込) 東京駅・横浜駅となり1駅 TMS5,000症例以上

公開日:2026年6月28日/最終更新日:2026年7月12日 監修:田中 伸明(医療法人社団ベスリ会 総院長)

Why Besli

脳疲労のTMS治療で
当院が選ばれる3つの理由

料金・アクセス・実績。働きながら続けられる形を整えています。

TMS治療の費用イメージ
FEATURE1

初回施術は無料、
1回4,950円から続けられる

まず受けて、体感してから決められます

10回券なら1回あたり4,950(税込)

初回相談料は11,000円で、初回施術は無料です。2回目以降は1回6,600円、10回券ならまとめて49,500円(1回あたり4,950円)。営利を目的とせず、より多くの方に良い医療を届けたいという考えから、続けやすい料金にしています。

  • 初回施術 無料
  • 10回券 4,950円/回
  • 自費・明朗会計
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クリニック受付
FEATURE2

仕事を休まずに通える
立地と診療時間

1回の施術は短時間。終わればそのまま職場へ

東京院は神田駅から徒歩1分、横浜院は桜木町駅からすぐ。平日は夜20:30まで、土日も診療しています。TMSは1回の施術時間が短く、施術後はそのまま仕事や予定に戻れるため、休職せずに通われる方が多い治療です。

  • 神田駅 徒歩1分
  • 平日夜20:30まで
  • 土日も診療/週末短期集中
アクセス・ご予約を見る
TMS治療の診療イメージ
FEATURE3

TMS 5,000症例、
働く人の診療 17,000件

保険適用前から積み重ねてきた実績

TMSがうつ病に保険適用される2019年より前、2017年から治療を続けてきました。ハーバード大学TMSコースを修了した医師が監修し、精神科教授・神経内科専門医・臨床工学技士と協同して、日本人に合わせた世界標準のTMS治療を提供しています。

  • TMS 5,000症例以上
  • 2017年から実施
  • ハーバードTMS修了医師が監修
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About

その疲れは身体ではなく、
脳が疲れているのかもしれません

一般に「疲労」といえば身体疲労を指しますが、身体だけでなく脳も疲労します。「脳疲労」は医学用語ではなく定義が難しい言葉ですが、考えようとしてもいつのまにか違うことを考えてしまう、決断のスピードが落ちる、優先順位が付けられない、頭にモヤがかかったようになる(ブレインフォグ)——こうした状態は、脳が疲労したサインです。

身体疲労は十分な休養をとれば解消されます。しかし脳疲労は、十分に休養をとっても解消されません。筋肉や肉体と違い、脳を使わないように休めても疲れはなかなか改善しないのです。休んでも休んでも治らない疲れは、身体疲労ではなく「脳疲労」の可能性があります。

Physical fatigue

身体疲労 ── エネルギー切れ

筋肉の疲れと同じで、足りなくなったエネルギーは一晩の睡眠で補われます。だから翌朝には元どおりになります。

Brain fatigue

脳疲労 ── 回復モードの乱れ

脳が常に“オン”のまま。自律神経と眠りの質が乱れ、回復スイッチが入りません。エネルギー切れではなく「使い方・回復のしくみの乱れ」なので、ただ寝るだけでは戻りにくいのです。

Figure 01

同じ一晩でも、回復のしかたが違う

睡眠 回復度 日中夜〜睡眠翌朝翌日中 体の疲れ(睡眠で回復) 脳疲労(休んでも戻りにくい) 回復の差

体の疲れは一晩の睡眠でほぼ戻ります。一方、脳疲労は同じだけ眠っても戻りきらず、翌日に持ち越されます。

脳疲労セルフチェック

次のような状態が2週間以上続いていたら、脳が回復しきれていないサインです。当てはまる項目が多いほど、専門的なケアを検討したい段階です。

0/8 当てはまる項目にチェックしてみてください。

これはあくまで目安です。複数当てはまり、仕事や日常生活に支障が出ている場合は、単なる疲れではなくうつ病・適応障害・睡眠障害などの治療が必要な状態が隠れていることもあります。早めにご相談ください。

Mechanism

なぜ、寝ても
脳疲労は戻らないのか

脳疲労はひとつの原因ではなく、複数の負担が重なって生じます。とくにAI・デジタル時代は、通知・マルチタスク・絶え間ない情報処理で脳が休む間もなく働き続ける状態になりがちです。そして、いちど乱れると自力では抜け出しにくい循環が生まれます。

Cause 01

慢性的なストレス

強いストレスが続くと自律神経やホルモンのバランスが乱れ、脳が常に緊張・興奮した状態になります。休んでも“オフ”にならず、疲労が抜けません。

Cause 02

情報過多・デジタル疲労

スマホの通知、終わらないチャット、AIツールの常用。絶え間ない情報処理とマルチタスクは脳に大きな負担をかけます。とくに就寝前の画面は睡眠の質を下げます。

Cause 03

睡眠不足・睡眠の質の低下

睡眠中、脳は記憶の整理や老廃物の排出を行います。睡眠が足りないとこの回復プロセスが働かず、脳疲労が慢性化します。

Cause 04

自律神経の乱れ

交感神経が優位な状態が続くと心身が休まらず、脳疲労と自律神経の不調が互いを悪化させる悪循環に陥ります。

Figure 02

脳疲労が抜けにくくなる「悪循環」

脳疲労 が深まる 脳の使いすぎ・ストレス 情報過多で休めない 自律神経が乱れる 緊張がほどけない 睡眠の質が下がる 脳が回復できない 回復が追いつかない 疲れが翌日へ持ち越し

ストレスや睡眠の乱れが互いを悪化させ、脳疲労が抜けにくくなります。どこか一点を断つだけでも、循環をゆるめることができます。

“ただ寝るだけ”では戻らない、3つの理由

Reason 01

入力が減っていない

日中もスマホ・AIで脳はフル稼働。起きている間の負荷が続けば、夜眠っても回復が追いつきません。

Reason 02

眠りの“質”が落ちている

交感神経が高ぶると眠りが浅くなり、回復に欠かせない深い睡眠・レム睡眠が出にくくなります。“量”はあっても“質”が足りない状態です。

Reason 03

乱れが慢性化している

数週間〜数か月かけて溜まった脳の乱れは、一晩の睡眠では戻りません。少しずつ整え直す必要があります。

つまり「睡眠で脳疲労が治らない」のではなく、“ただ寝るだけ”では足りないが正確です。そして、休息とセルフケアだけでは戻りにくいとき、低下した脳の活動そのものに直接はたらきかけるのがTMS治療です。

What declines first

脳疲労で先に落ちる
4つの脳機能

脳が休まらない状態が続くと、働く人にいちばん大切な「判断・発想・記憶・感情のコントロール」を支える脳の領域から、先に働きが落ちていきます。とくに①の前頭前皮質は、TMS治療が狙う刺激部位でもあります。

Figure 03

脳疲労が低下させる4つの脳機能

脳が休めない毎日 ストレス・情報過多・睡眠不足 前頭前皮質 判断力・批判的思考 ← TMSの刺激部位 レム睡眠 創造性・発想力 ワーキングメモリ 思考を保持する力 扁桃体 感情のコントロール

脳が休めないほど、判断・発想・記憶・感情を支える働きが落ちていきます。低下した前頭前皮質の働きに直接はたらきかけるのがTMS治療です。

① 前頭前皮質

判断力・批判的思考がまず鈍る

「これは怪しい」と立ち止まる高度な判断は前頭前皮質が担います。寝不足で真っ先に働きが鈍り、誤りを“なんとなく通して”しまいがち。自分の低下に気づきにくくなる(メタ認知の低下)のが怖い点です。TMS治療が刺激するのも、この領域です。

② レム睡眠

創造性・発想力が削られる

離れた知識を結びつける力は、夢を見るレム睡眠が支えます。レム睡眠は明け方に集中するため、夜更かしや極端な早起きで睡眠の“終わり”を削ると、ひらめきの燃料だけが失われます。

③ ワーキングメモリ

脳の作業台が狭くなる

複数の情報を一時的に保持する容量(もともと4つ程度)が縮み、注意が一瞬“オフ”になる脱落も増えます。長い文章の矛盾を見落とす、論点のズレに気づけない、といったミスが起きやすくなります。

④ 扁桃体

感情のブレーキが効かなくなる

“危険センサー”である扁桃体が過剰に反応し、それを抑える前頭前野との連携も弱まります。アクセルが過敏になり、ブレーキが甘くなる状態。対人の比重が大きい仕事では、判断とコミュニケーションが同時に崩れます。出典:研究A(Yoo & Walker ら, 2007)

約6割増

睡眠不足時の、ネガティブな刺激に対する扁桃体の反応の増加

研究A(Yoo & Walker ら, 2007)
4つ前後

ワーキングメモリ(脳の作業台)が一度に保持できる基本的な容量

認知科学における一般的な推定
睡眠後半

ひらめき・発想を支えるレム睡眠が集中する時間帯。“終わり”を削ると失われやすい

睡眠研究における一般的な知見

Treatment

薬に頼らない治療、
TMS(経頭蓋磁気刺激)

セルフケアでも回復しない脳疲労の背景には、脳の活動バランスの乱れが関係していることがあります。TMS治療は、磁気で脳の特定部位をやさしく刺激し、活動の落ちた領域の働きを整える治療法です。脳疲労で真っ先に働きが鈍る前頭前野(DLPFC:背外側前頭前皮質)に、直接アプローチします。

TMSはもともと脳神経内科領域の検査やリハビリで使われてきた機器で、2000年頃から心の治療としての研究が急速に進みました。日本でも2019年6月にうつ病に対するTMS治療が保険診療化されています(脳疲労・ブレインフォグに対しては自費診療です)。

Figure 04

TMS治療の仕組み(模式図)

前頭前野 DLPFC TMSコイル 頭部に当てて磁気を発生(手術・注射・麻酔なし) 磁気パルス 頭蓋を通り抜け、脳の神経細胞を刺激 前頭前野(DLPFC) 判断・意欲・思考、感情のブレーキに関わる領域 =脳疲労で最初に働きが落ちる領域 落ちた活動を「整え直す」ことを目指す治療

※模式図です。実際の治療では、適応に応じて刺激部位や条件を医師が調整します。

Point 01

薬に頼らないアプローチ

内服が中心の治療と異なり全身への影響が比較的少ないとされ、薬の副作用が気になる方、仕事のパフォーマンスを落としたくない方の選択肢になります。

Point 02

身体への負担が少ない

手術や注射、麻酔を必要としない非侵襲的な治療です。入院も不要で、多くの場合は通院で受けられます。

Point 03

日常への影響が少ない

1回あたりの施術時間は短く、施術後はそのまま仕事や予定に戻れます。休職せずに続けられることが、働く人にとって大きな利点です。

Evidence

研究

「脳疲労」は医学的な診断名ではないため、確立した標準治療はありません。ここでは、TMS治療が脳疲労にはたらきかける根拠として位置づけられる研究を2つ紹介します。

研究A:睡眠不足で「感情のブレーキ」が外れる

断眠した状態では、ネガティブな刺激に対する扁桃体の反応が大きく増大し(報告では約60%増)、同時に、扁桃体を抑制する内側前頭前野との機能的な結合が低下したことが、脳画像研究で示されています。アクセル(扁桃体)が過敏になり、ブレーキ(前頭前野)が効かなくなる——脳疲労時に「些細なことでイライラする」「感情が揺れる」のは、気の持ちようではなく脳の状態の変化として説明できます。

この知見は、TMSが前頭前野を刺激する意味を裏づけます。落ちているのは「気力」ではなく前頭前野の働きであり、そこに直接はたらきかける、という発想です。

Yoo, Gujar, Hu, Jolesz & Walker (2007), Current Biology.(掲載誌・年・数値は公開前に一次情報でご確認ください)

研究B:rTMSによる認知機能・倦怠感の改善報告

ブレインフォグ様の認知機能低下や倦怠感に対して、うつ病治療と同様に左DLPFC(背外側前頭前皮質)へrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)を行う研究が海外で報告されています。複数回のセッションを通じて、認知機能の指標や疲労感・気分の改善がみられたとする報告があり、「休んでも戻らない認知の疲れ」に対して脳への直接刺激が選択肢になりうることを示しています。

Sessions & Timing

何回で効果が出る?
いつから始める?

TMS治療は個人差が大きい治療です。1回だけで効果が出るケースは少なく、脳の調整が進む10回程度から効果を実感される方が多いです。まず10〜20回を行い、状態を安定させるために間隔を徐々に伸ばしながら10回程度のフォローアップを受けていただくことをおすすめしています。

Figure 05

回数と効果の目安

効果 治療回数 → 010回20回30回〜 導入期 10回〜 効果を実感しはじめる 10〜20回 集中・意欲の改善 以降 間隔を伸ばし フォローアップ10回

個人差の大きい治療です。1回で効果が出ることは少なく、10回程度から実感される方が多い目安を示しています(効果を保証するものではありません)。

早く始めるほど、脳は変わりやすい

脳卒中のリハビリで「急性期から始めることが大切」といわれるのと同じく、脳疲労も神経可塑性の観点から、症状が出てからできるだけ早く治療を始めることをおすすめします。症状が固定化してからより、脳の可塑性を高める物質の濃度が高い時期のほうが治療効果を得やすいと考えられています。集中力低下や気分の落ち込みが2週間以上続くなら、それは「様子を見る」段階を過ぎているサインかもしれません。

Safety

安全性と副作用について

TMS治療は比較的安全性が高いとされますが、医療行為である以上リスクはゼロではありません。誠実にお伝えします。

治療中の感覚

「コツコツ」と感じる程度

治療中は刺激部位を軽く叩かれるような感覚があります。強い痛みを伴うことは多くありません。

主な副作用

頭皮の違和感・軽い頭痛

報告される多くは、刺激部位の頭皮の違和感や痛み、軽い頭痛などで、いずれも一時的なことがほとんどです。

まれなリスク

けいれん等の可能性

頻度は非常に低いものの、けいれん等の重い副作用の可能性も指摘されています。体質や症状に応じて刺激内容を調整します。

事前にお伝えください

てんかんの既往がある方、ペースメーカーなど体内に金属・医療機器がある方は、TMS治療を受けられない場合があります。持病・服薬状況を含め、カウンセリング時に必ずお知らせください。適応の確認は医師が行います。

Self care

治療と並行して行う
セルフケア

軽度〜中等度の脳疲労なら、生活習慣の見直しで戻ることもあります。TMS治療を受ける場合も、脳への入力を減らし、眠りの質を取り戻すことが土台になります。今日から始められることから整えましょう。

Sleep

睡眠の“終わり”を削らない

就寝・起床を一定に。発想や感情の整理に関わるレム睡眠は“朝側”に多いため、夜更かしや極端な早起きで睡眠の終わりを削らないことが重要です。

Digital

寝る前のスマホを断つ

就寝1〜2時間前は画面から離れ、脳に「情報の休憩」を与える。日中も通知をまとめるなど、入力そのものを減らす工夫を。

Exercise

軽い有酸素運動

ウォーキングなどで自律神経を整え、気分をリフレッシュする。強度より継続を優先します。

Breathing

深呼吸・入浴で切り替え

副交感神経が優位になる時間をつくり、緊張をゆるめる。「オフ」に入る合図を毎日の習慣にします。

Figure 06

回復への段階 ── セルフケアから専門治療へ

1 セルフケア 睡眠・情報・運動・呼吸 まず2週間 2 受診・相談 改善が乏しいとき 診察・心理検査で適応確認 3 TMS治療 前頭前野を磁気で刺激し 落ちた活動を整える

まずは生活習慣の見直しから。2週間続けても改善が乏しい場合の選択肢のひとつがTMS治療です。

Pricing

TMS治療の料金(神田・横浜 共通)

脳疲労・ブレインフォグに対する当院のTMS治療は自由診療(自費診療)です。初回相談料は11,000円(税込/初回施術は無料)。料金は神田・横浜の両院とも同額です。営利を目的とせず、より多くの方に良い医療を届けたいという考えから、続けやすい明朗会計にしています。

First Session

初回施術は無料

まずは受けて、体感してから続けるかを決めていただけます。初回相談料は11,000円(税込)です。

回数券(まとめて受けるとお得です)

内容回数料金(税込)1回あたり
θバースト(θburst)10回49,500円4,950円/回
rTMS10回49,500円4,950円/回

※ 神田・横浜 共通の自由診療(自費)料金(税込)。

単回料金(1回ごとの料金)

内容初回2回目以降(税込)
θバースト(θburst)無料6,600円
rTMS無料6,600円

※ 神田・横浜 共通の自由診療(自費)料金(税込)。初回施術は無料です。

※ 表示はすべて自由診療(自費)料金(税込)で、最新の料金は各院にお問い合わせください。保険適用外のため、公的医療保険は使えません。

初回施術は無料 初回相談料 11,000円 神田・横浜とも同額 保険適用外の自費診療

Flow

ご予約から治療まで

まずはカウンセリングで、ご自身の状態にTMS治療が合うかを相談することから始められます。ご相談だけでも構いません。

1

予約・カウンセリング

症状やお悩み、これまでの経過をお聞きします。オンライン予約は24時間受け付けています。

2

診察・心理検査・適応の確認

医師がTMS治療の適応を判断します。脳疲労の背景にうつ・不眠・自律神経の乱れがないかも、ここで確認します。持病や服薬状況もお伺いします。

3

治療開始

一定期間、複数回にわたり通院して施術を受けます。1回の施術は短時間で、終了後はそのまま日常へ戻れます。

4

経過の確認

症状の変化を見ながら、治療計画を調整します。期間や回数は症状により異なります。

FAQ

よくある質問

Q.脳疲労とは何ですか?「ただの疲れ」とどう違いますか?
脳疲労は医学用語ではなく、厳密な定義はありません。考えようとしても別のことを考えてしまう、決断のスピードが落ちる、優先順位が付けられない、頭にモヤがかかる(ブレインフォグ)といった状態を指します。身体疲労は十分な休養で解消されますが、脳疲労は休んでも解消されにくいのが特徴です。休んでも休んでも治らない疲れは、身体疲労ではなく脳疲労の可能性があります。
Q.なぜ寝ても脳疲労が回復しないのですか?
脳疲労は「エネルギー切れ」ではなく「回復モードの乱れ」だからです。日中もスマホやAIで入力が減っていない、交感神経が高ぶって眠りの質が落ちている、乱れが数週間〜数か月かけて慢性化している、という三つが重なると、一晩眠っただけでは戻りません。睡眠で治らないのではなく、“ただ寝るだけでは足りない”というのが正確な理解です。
Q.睡眠不足は脳のどんな働きに影響しますか?
判断力・批判的思考(前頭前皮質)、創造性・発想力(レム睡眠)、思考を保持するワーキングメモリ、感情のコントロール(扁桃体)が特に低下しやすいとされています。断眠後にネガティブな刺激への扁桃体反応が増大し、それを抑える前頭前野との連携が弱まることを示した脳画像研究も報告されています。いずれも知的労働で重要な機能のため、寝不足が続くと仕事の質や対人関係にも影響が及びます。
Q.脳疲労にTMS治療は効果がありますか?
TMS治療は個人差の大きい治療で、効果を約束するものではありません。脳疲労そのものは医学的な診断名ではないため、確立した標準治療もありません。ただし、脳疲労で働きが落ちる前頭前野(DLPFC)はTMSの主要な刺激部位であり、認知機能低下や倦怠感に対するrTMSの改善報告も海外で複数あります。当院ではまず診察と心理検査で状態を分解し、TMSが適するかを判断します。
Q.TMS治療とはどんな治療ですか?薬は使いますか?
TMS治療(経頭蓋磁気刺激)は、磁気で脳の特定部位をやさしく刺激し、活動が低下した領域の働きを整える治療です。手術・注射・麻酔を必要とせず、内服を中心とする治療と異なり全身への影響が比較的少ないとされるため、薬に頼りたくない方の選択肢になります。日本では2019年6月にうつ病に対するTMS治療が保険診療化されています。
Q.TMS治療は何回くらい必要ですか?
1回で効果が出ることは少なく、脳の調整が進む10回程度から効果を実感される方が多いです。目安として、まず10〜20回、その後は間隔を伸ばして10回程度のフォローアップをおすすめしています。1回あたりの施術時間は短く、終了後はそのまま仕事や予定に戻れます。
Q.TMS治療はいつから始めるのがよいですか?
脳卒中のリハビリと同様、神経可塑性が高い早い時期の開始が望ましいと考えられます。症状が固定化してからより、脳の可塑性を高める物質が多い時期のほうが治療効果を得やすいとされています。集中力低下や気分の落ち込みが2週間以上続く場合は、早めにご相談ください。
Q.TMS治療に副作用はありますか?
治療中は「コツコツ」とした刺激を感じる程度で、強い痛みを伴うことは多くありません。報告される副作用は刺激部位の頭皮の違和感・痛み、軽い頭痛などで、多くは一時的です。まれにけいれん等の重い副作用の可能性も指摘されており、てんかんの既往、ペースメーカーや体内金属がある方は事前確認が必要です。持病や服薬がある場合はカウンセリング時に必ずお伝えください。
Q.費用や保険適用はどうなりますか?
脳疲労・ブレインフォグに対するTMS治療は保険適用外の自費診療です。東京・横浜とも同一料金で、初回相談料は11,000円(初回施術は無料)、2回目以降は1回6,600円、10回券なら1回あたり4,950円(税込)です。
Q.料金が安いのはなぜですか?
より多くの方に良い医療を届けたいという考えから、当院は営利を目的とせずにTMS治療を提供しています。そのため、必要な治療を続けやすい明朗な料金にしています。保険適用外の自費診療ですが、料金体系はすべて公開しています。
Q.仕事を続けながら通えますか?
1回あたりの施術時間が短く、施術後はそのまま日常生活に戻れるため、通院しながら仕事を続ける方も少なくありません。東京院は神田駅から徒歩1分、横浜院は桜木町駅からすぐで、平日は夜まで、土日も診療しています。週末の短期集中にも対応しています。
Q.脳疲労は何科を受診すればよいですか?
気分の落ち込み・意欲低下・不眠・集中力低下などが中心の場合は、心療内科や精神科が適しています。動悸やめまいなど身体症状が強い場合は、まずかかりつけ医に相談し、必要に応じて専門科を紹介してもらうとよいでしょう。当院は働く人の心療内科として、脳疲労とその背景にあるうつ・不眠・自律神経の乱れをまとめて診ています。

Supervised by

この記事の監修者

田中 遥 理事長
理事長

田中 遥(たなか はるか)

医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック 理事長/専門:心療内科・睡眠障害内科

「こころ・脳・身体」の観点から状態を分解し、診断書の発行だけでなく、再発しない形で社会に復帰し、自立して働ける未来を目指す診療を行っています。

17,000+

働く人の心の診療実績

5,000+

TMS治療(薬に頼らないうつ治療)

約20冊

著書・監修書籍

20件+

メディア出演・掲載・講演

公開日:2026年6月28日 / 最終更新日:2026年7月12日

Reservation

「休んでも戻らない疲れ」を、
一人で抱えないでください。

まずは診察と心理検査で、今の状態を一緒に整理します。TMSが適するかどうかから、ご一緒に判断します。初回施術は無料、ご相談だけでも構いません。

ベスリクリニック東京(神田)

住所東京都千代田区神田鍛冶町3-2 神田サンミビル8階(神田駅 徒歩1分)
電話03-5295-7555
平日11:00–14:30/16:00–20:30
10:00–18:30
10:00–16:00

ベスリTMS横浜醫院

住所神奈川県横浜市中区桜木町1-101-1 クロスゲート1F
電話045-232-4583
平日10:30–14:30/16:00–20:00(水曜休診)
10:30–14:30/16:00–20:00
10:30–16:30

本ページは情報提供を目的としており、診断・治療方針は個々の状態により異なります。TMS治療は個人差が大きく、効果を約束するものではありません。脳疲労・ブレインフォグに対するTMS治療は保険適用外の自費診療です。
監修:田中 遥(医療法人社団ベスリ会 理事長)