衝動買いを減らそう!脳からアプローチするTMS治療

脳から改善!~無駄な買い物をやめよう~

気づいたら買物をしていた、思わず沢山の買物をしていた、衝動的にほしいものを買ってしまった、などの経験を繰り返していることはありませんか?

「買い物をする」ということは生活に必要なことですし、時には幸せを与えてくれるものであり、悪いことではありません。

しかし、その純粋なお買い物やご褒美を超え、買い物が癖になり、おかしいな?と感じたら、それは「買い物に対する注意」が必要かもしれません。

もしかしたら衝動買いしてるかも?~セルフチェックリスト~

以下のようなことが多いと、衝動買いをしているサインになります。

・ずっとほしかったものではないのに、気づいたら買っていた

・ストレスがたまると気づいたらショッピングしている

・買い物をした直後はスッキリしている

・買った後に後悔して落ち込む

原因は何?~メンタル不調からくる衝動買い~

衝動買いをしてしまう人の特徴に、メンタルの不調があります。

つらく落ち込んだ気持ちや不安、ストレスフルな日常から解放されるために、衝動的な買い物を繰り返したり、突然大きな買い物をしたりする場合があります。

このような方は、大人のADHD、買い物依存症、双極性障害等の病気も関連していることがあり、治療を行うことで、衝動買いを抑えられることがあります。

大人のADHDとは

当院では、上記3つのうちの「大人のADHD」に対して治療を行っており、衝動買い症状が改善された方もいらっしゃいます。

ADHD(Attention-Deficit / Hyperactivity Disorder)とは、日本では「注意欠如/多動性障害」と言われます。子供の頃にADHDと診断される方が多いですが、大人でもADHDの症状に悩む方もいらっしゃいます。

最近ではADHDグレーゾーン/発達障害グレーゾーンといった言葉をよく耳にするようになりましたが、ADHDの症状が軽い方は幼少期は気づかれない場合が多くあります。

大人になり社会に出てから、それまで大きな問題とならなかった障害がだんだん顕在化し、大きな壁にぶつかったり、環境に適応できなかったりすることで顕著に症状が表れてきます。

衝動買いの治療法!~TMS治療とは~

ADHDの「衝動性」への対処法として、「薬に頼らないTMS治療」があります。

TMS治療では、DMN(Default Mode Network)とCEN(Central Executive Network)などの脳ネットワークを調整することができます。

また、TMS治療は非侵襲的で安全に治療ができるため、身体の状態(閉塞隅角緑内障、甲状腺機能亢進、狭心症、不整脈、高血圧、消化管狭窄、過敏症、うつ病、肝機能障害など)で抗ADHD薬は服用したくない、副作用(食欲低下、不眠、動悸、めまい、吐き気、口渇など)がきつい…という方も、TMS治療をADHD治療の一つにすることができるかもしれません。

まずはお気軽にご相談ください。

TMS治療に向いている人とは

お薬の治療では消化器症状や眠気など、お仕事に支障となる副作用が起きることがあります。TMS治療は軽い頭痛や軽い吐き気など副作用が少ないことが特徴です。

また、ADHDに対する治療もTMSを組み合わせることで効果が大きくなることが示唆されています。

そのため、TMS治療は「くすりが怖い」「くすりによる治療でもなかなか改善しない」という方にもおすすめです。

またそのほかには、「休職中で仕事復帰までの期限が短い」、「妊活中・授乳中」、「うつなどの症状も併発している」という方々にもTMS治療は一つの選択肢となります。

ただし、頭蓋内に金属や、心臓ペースメーカーや人工内耳を使用している方、妊娠中の方、重大な身体疾患のある方、精神科入院歴のある方などは当院で安全なTMS治療を行えない可能性があります。


TMS治療のポイント~

どの病院もクリニックも同じTMS治療ではありません。

TMS治療は2019年6月に保険診療になったばかりでもあり、専門的にみえる一方、実は手探りで始めたばかりの医療機関や、専門性が必ずしも高くない医療機関、価格もクリニックによって、大きく違いが存在します。

通院しやすい医療機関選びが大切であり、当院では下記のような工夫をしております。

☑TMS治療の専門知識がある医者がいるか

(経験豊富な精神科医の診察が受けられるかどうか)

☑経験症例数が多く、施術が正確かどうか

☑治療機器が信頼できるか

(承認されたTMS治療機器かどうか)

☑TMS治療の価格が適当かどうか

(都度払い、セット払いが可能かどうか)

☑予約が取れやすいシステムかどうか

☑通院しやすい条件がそろっているかどうか

うつ病治療が経験豊富であっても、TMS治療については初心者であることも少なくありません。
つまり、本当の「TMS治療の専門研修」を受けている医師がいるかが一つの指標となります。当院では3500症例以上の日本人に対するTMS治療経験を生かし、「日本人に合わせた専門的なTMS治療」を実施しております。

また、ハーバード大学では「時間が迫る働く人向けの治療」、「短期集中治療」の一つのTMSとしてaTMSが注目されていました。
当院では、そのようなお悩みに対し、「短期集中TMS治療」のaTMS(accelerated TMS)を行っています。
各施設ごとの特徴や優先したい条件等を突き合わせて、自分に合った医療機関を選び、実際に問い合わせしたうえで、受診してみましょう。
安心安全の世界標準TMS治療を受けられたいかたは、東京TMSクリニックへの受診を是非ご検討ください。

症例報告

発達障害グレーゾーンと診断され、散財癖があった50代男性  

集中力の低下、本を読んでも頭に入ってこない、散財をしてしまうことにお困りで、遠方より当院に来院された。

別のクリニックを受診されたところ、発達障害のグレーゾーンと診断され、薬物治療を行っておりました。

「アクセルを踏みすぎないようにする」ために、約2週間、1日2~3回の短期集中治療を行いました。

TMS治療10回目では改善の自覚症状は、少し気分がスッキリするていどで、あまり感じていないとお話されていましたが、

治療20回目時点では、以前より少しずつ良くなっている感じとおっしゃっていました。

治療30回目には、気分的に前向きになり、散財はまだ少しあるが以前よりは減っているとお話され、短期集中治療を終え地元へ戻られました。

ADHD での不注意や衝動性症状を抑えたい30代女性

ADHDでの不注意や衝動性症状にお困りで、当院に来院された。
症状を抑制するために、1週間に2~3日、1日3回のTMS治療を行いました。
TMS治療10回目では忘れ物に気づいたときに衝動的な行動でより慌てることばかりだったがなくなった、衝動買いが抑えられた、失言が減った、お薬を飲まなくても普通に過ごせているとお話されていました。
治療20回目では、効果を著しく実感されており、あと数回ほどメンテナンスとして治療を継続されました。

最先端のTMS治療で衝動買いを減らそう!

TMS治療は、衝動買いにたいして大いに改善を期待できる治療法です。
「お薬でなかなかよくならない」「お薬の副作用が不安」、「減薬したい」方にTMS治療を提供します。
当院では、現時点で日本人に対する3500症例以上のTMS治療の経験があり、臨床経験の豊富な医師と大学の精神科教授、脳外科経験を生かした臨床工学技士チームで、専門的な「日本人に合わせたTMS治療」 を提供しています。
また、TMS治療は最初の通院頻度は比較的高いので、通院のしやすさも重要となってきます。
土日祝日も開院しており、仕事がお休みしにくい方や遠方の方でも短期集中でTMS治療が可能です。
もしTMS治療に興味をお持ちでしたら、お問合せフォームよりお問合せ下さいませ。