[2020.03.23]
パソコンやスマートフォンの使い過ぎで、脳が過度に疲弊している「脳過労」の人が増えています。
「脳過労」になると、認知症や鬱に近い症状が出ることもあるようです
私達の脳は視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感を通じて情報を「入力」し、前頭葉と呼ばれる場所で情報を取捨選択して「整理」を行い、言葉や行動として「出力」しています。
情報過多の時代になり、【脳過労】があなたの身近で起こっているかもしれません。
脳過労セルフチェック
- スマホをいつも操作してる
- 常に忙しい
- 物忘れが増えた
- よく眠れない
- 仕事・家事の段取りが悪くなった
- 単純ミスが多くなった
- 意欲・興味がわかない
- イライラして怒りっぽくなった
※3つ以上あると脳過労の可能性があります。
脳過労とは?
脳過労=前頭葉の機能低下です。
パソコンやスマートフォンの使用頻度が高まり、情報過多になることで脳が疲弊し「脳過労」状態になります。
頭の中に入力される情報量が多くなると、処理しきれずに氾濫しゴミ屋敷のような状態になってしまうのです。
脳の中でも情報の整理を行う前頭前野は思考や意思決定、記憶や感情のコントロールをつかさどる部位に当たる為、ミスが多くなったり意思決定ができくなり、イライラして仕事に支障をきたすこともあります。
脳過労の対策
脳過労を改善・予防するためには前頭葉での情報処理がスムーズに行われる状態を作ることが重要です
スマホを手放す時間を増やす | トイレ、浴室、寝室での「ながらスマホ」をしない |
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ぼんやりする時間をつくる | 散歩、ゴルフの素振り、リラックスして皿洗い |
睡眠を十分にとる | 15分程度の昼寝、椅子に座り5分ほど目を閉じて呼吸を意識する |
脳過労の治療
TMS治療(前頭前野への磁気治療)で脳の前頭前野のDLPFC(背外側前頭前野)を刺激し、脳のネットワークを調整することで疲れた脳のケアを行います。
こんな人がおすすめ
- 仕事でPC・スマホが手放せない
- ぼんやりする時間がない
- 頭にもやがかかっている