コロナ後遺症のだるさ、集中力低下を治すにはどうしたらいい?

コロナウイルス感染後にこのような症状はありませんか?

コロナに感染した後、こういった症状を感じる人が増えています。

こういった症状はブレインフォグと言われます。

「ブレインフォグ(Brain Fog)」とは頭の中にモヤがかかったような状態のことです。

ブレインフォグになると、頭が冴えない、集中力の低下などの症状がみられます。

脳の神経細胞などがウイルスへ感染し炎症することが原因との見方がありますが、発症する仕組みは研究途上です。

ここ数年のコロナウイルス感染症の流行をきっかけに、ブレインフォグを解消したいと相談を受けることが多くなりました。

これまで元気に過ごしていたのに、急に頭が働かない状態になり、「これがいつまで続くのか」「ずっと治らないかもしれない」と不安に思っている方も多くいます。

周囲からもなかなか理解されず「気のせい」と思われがちです。

コロナ後遺症とブレインフォグ

新型コロナウイルス感染症になった後、回復したが前のようには戻ってはいない後遺症に苦しむ人が増えています。

また、オミクロン株などの変異株では、ブレインフォグを起こしやすいという報告があります。

うつやブレインフォグは、ストレスやウイルスへの感染により中枢免疫細胞のミクログリアが活性化し、炎症性サイトカインを放出し、内側前頭前皮質の神経細胞を萎縮させます。

TMS治療はそのミクログリアの活性を抑える役割になっているためブレインフォグが改善されるのではないかと当院では考えています。

そもそもコロナ後遺症とは

コロナ後遺症とは、新型コロナウイルスに感染後回復したが微熱、倦怠感、集中力低下などの症状が現れたことを指します。

東京都では、【感染時の症状の有無に関わらず、感染から回復した後にも後遺症として様々な症状が見られる場合があります。

ロングコビット(Long COVID)と言います。この後遺症は20歳代・30歳代でも発症する割合が高いなど、どの年代でも認められています。】とあります。

広島県のコロナ羅患後954人を対象とした調査によると、34%(326人)が何らかの後遺症があると答え、その半数以上は5か月以内に症状が改善する一方1年以上症状が続く場合もあります。

後遺症の持続期間

引用:新型コロナ後遺症について – 広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC) | 広島県 (hiroshima.lg.jp)

よく見られる後遺症の症状

そのほかにも、頭痛や体の痛み、不眠、咳など様々あります。当院では、コロナ後遺症の約8割近くの方が倦怠感・集中力低下といったいわゆるブレインフォグで受診されます。

ブレインフォグの治療法:TMS治療

ブレインフォグの治療法は確立されたものはありませんが、当院のTMS治療で改善される方も多くいます。

オミクロン株などの変異株のコロナウイルスに感染した後「集中しようとすると頭がぼーとする」、「何をしようとしても気力がない」といった方はブレインフォグに対するTMS治療をオススメいたします。

TMS治療後に頭がスッキリして集中できるようになった方もいます。

当院のTMS治療効果

コロナ後のブレインフォグによって、当院で治療された方の約7割が自覚症状・心理検査ともに改善されました。

「以前よりも集中できるようになった」、「頭のモヤが晴れたような感じがする」といった嬉しい声もあります。

※主訴が集中力低下に対するTMS治療の初診時と10回目の比較
※0~8:正常・軽度、9~15:中等度 16~:重度
※主訴が抑うつに対するTMS治療の初診時と10回目の比較

誰にでも効果がみられるわけではございませんが、一定の改善率を認めています。

当院では、「日本人に合わせた世界標準のTMS治療」を行うため日々データを積みかさね、分析し治療を改善していきます。

当院の症例報告

20歳 女性 主訴:コロナ感染後のブレインフォグ 

コロナウイルス感染後、何も手につかなかったがTMS治療で改善した例

受診3ヶ月前に新型コロナウイルスに感染しました。元々は外交的な性格でしたが、受診2ヶ月前から通っている大学で対面授業が始まり、そのタイミングから急に落ち込み、頭に霧がかかった感じが出現しました。大学の課題が手に付かず、友達ともうまく付き合えなくなり、マイナス思考が強くなったことにお困りで受診されました。初診時も落ち込みが強く、ブレインフォグとしてTMS治療を開始しました。10回終了時、落ち込むことはまだあるものの、以前のようなどん底ではなくなったとお話しされました。20回目終了時、人とも普通にしゃべれるようになり、「完全に元の状態に戻った感じ」とお話しされました。うつ状態及び不安の心理検査はそれぞれ、初診時と20回目時を比較し、18点→0点、8点→0点と改善しました。

43歳 男性 主訴:コロナ感染後の抑うつ・ブレインフォグ 

もともと抑うつ症状がありコロナ感染後、さらに強まったがTMS治療で改善した例

以前から、抑うつ症状があったように感じていました。昨年9月に新型コロナに感染してから、それが強まったとのことでした。抑うつに加えて、ブレインフォグの症状もありました。受診当時、お薬を処方されていましたが、頭がぼんやりするばかりで改善した感じがしないことにお困りで当院を受診されました。初診時は、頭にモヤがかかった状況で立っているのもつらく感じるとのことでTMS治療を開始しました。10回終了時には、前よりも頭がすっきりして仕事内容が理解しやすくなり、仕事の成果が出ているとのことでした。落ち込みも改善してきており、ブレインフォグも少し良くなったとのことでした。「受けやすい治療で取っ掛かりになった」とお話されていました。うつ状態及び不安の心理検査はそれぞれ、初診時と10回目時を比較し、24点→10点、16点→6点と改善しました。

TMS治療の料金

ブレインフォグに対する TMS治療は、主にベーシックTMSコースです。

1回当たり4950円で受けていただくことができます。

基本的には、まずは症状をよくするために10~20回TMS治療を行っていただきます。

その後、状態を安定させるために徐々に間隔を伸ばして10回程度フォローアップを行っていただくことをオススメしています。

特に20代〜40代で元々元気だった方は、早い段階で効果が見られることが多いです。

オミクロン株を含めたコロナ後遺症でお悩みの際には、まずはお問い合わせフォームからご相談ください。

来院いただいた後は、医師が診察にて丁寧にお話を聞かせていただきます。