渋谷区 インフルエンザ予防接種クリニック接種

今年は、例年にはないような早い段階での感染拡大が懸念されています。

インフルエンザワクチン需要の増加を受け、当院でもワクチン接種を行います。

2023年度インフルエンザ予防接種は、10月11日(水)より接種開始となりました。

※TMS治療中で予防接種ご希望の方はスタッフまでお声掛けください。

接種可能時間

平日・土曜 10:30~14:00、16:00~19:30

日曜    10:30~14:00、16:00~18:30

※複数人以上で時間外検討いたします。

※お電話でのお問い合わせは行っておりません。

料金

3,500円(税込:3,850円)※お支払いは現金でお願いしております。

接種にあたっての注意

当院では、高校生~64歳の方のみを対象としております。

妊娠中の方も予防接種を受けられます。

以下の方は予防接種ができません。
 ・接種当日の体温が37.5℃以上の方
 ・風邪などのひきはじめや体調が悪い方
 ・重篤な卵アレルギーのある方(現在日常的に卵成分の含まれる食品を摂取していれば大丈夫です) 
 ・過去にインフルエンザワクチン接種してアナフィラキシーを起こしたことがある方
 ・直近で他のワクチンを受けてインフルエンザ予防接種が可能な時期にない方
 (例:生ワクチン接種後など ※生ワクチン=BCG、MR(麻しん風しん混合ワクチン)、おたふくかぜ、水痘など)
 ※インフルエンザワクチン接種ができるかご不安な方は事前にお問い合わせも可能です

※その他定期予防接種等は行っておりません。

インフルエンザワクチンQ&A

Q1.卵アレルギーがある場合、ワクチンは接種しない方がいいですか?


A1.卵アレルギーであっても、全身症状あるいはアナフィラキシーショックを起こしたことがなければ当院でも接種可能です。
インフルエンザのワクチンは作られる際に鶏の卵を用いるため、卵アレルギーをお持ちの方は接種に不安を感じる方もいるかもしれません。
しかしながら、インフルエンザワクチンに含まれる卵の成分は非常に微量であり、卵アレルギーの有無でインフルエンザのワクチンによるアレルギー反応の発生率には差がないと報告もされています。

卵アレルギーをお持ちの方でご不安な方は、接種後15分~30分院内で経過観察をさせていただいております。ご心配の方はいつでもご相談ください。

Q2.ワクチンの効果はどのくらい持続しますか?


A2.季節性インフルエンザワクチンでは、これまでの研究から、ワクチンの予防効果が期待できるのは、接種した(小児の場合は2回接種した)2週後から5カ月程度と考えられており、国内産の新型インフルエンザワクチンでも同程度と考えられます。※ 輸入ワクチンの効果がどれくらい持続するかについては、現在製造販売会社が試験を継続しています。

Q3.妊娠していてもインフルエンザワクチンを接種していいですか?


A3.一般的に妊娠中のすべての時期において安全であり、妊婦がインフルエンザに感染すると重症化することがあるため、ワクチン接種が勧められています。日本で使用されるインフルエンザワクチンは、病原性をなくした不活化ワクチンで、 胎児に悪影響を及ぼしたという報告はなく、妊婦は接種不適当者には含まれません。また妊婦がワクチンを接種することで母体の免疫が胎盤を介して胎児に移行し感染防御を与えることが期待されています。

Q4.授乳していてもインフルエンザワクチンを接種してもいいですか?


A4.授乳期間中にインフルエンザワクチンを接種しても支障はありません。現行のインフルエンザワクチンは、不活化ワクチンです。母乳を介して乳児に悪影響を与えることはありません。ただし、お母さんがインフルエンザワクチン接種を受けたからといって、お母さん自身にインフルエンザの予防効果を期待することはできても、母乳を介してお子さんにインフルエンザの予防効果を期待することはできません。

Q5.新型インフルエンザワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)にはどのようなものがありますか?


A5.季節性インフルエンザワクチンの場合、比較的頻度が高い副反応としては、接種した部位(局所)の発赤(赤み)、腫脹(腫れ)、疼痛(痛み)などがあげられ、全身性の反応としては、発熱、頭痛、悪寒(寒気)、倦怠感(だるさ)などが見られます。まれではありますが、ワクチンに対するアレルギー反応(発疹、じんましん、発赤(赤み)、掻痒感(かゆみ))が見られることもあります。

接種した部分の発赤(赤み)、腫脹(腫れ)、疼痛(痛み)は、接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日で消失します。全身性の反応は、接種を受けられた方の5~10%に見られ、こちらも通常2~3日で消失します。

その他に、非常に重い副反応*の報告がまれにあります。ただし、重い副反応の原因がワクチン接種であるかどうかは、必ずしも明らかではありません。今回の国内産の新型インフルエンザワクチンも、程度の問題はありますが、ほぼ同程度の副反応が報告されています。

*非常に重い副反応;ギランバレー症候群、急性脳症、急性散在性脳脊髄炎、けいれん、肝機能障害、喘息発作、紫斑など

※ 輸入ワクチンについては、疼痛などの局所反応が国内産に比べて高い傾向がみられます。

6.ワクチンのチメロサールと自閉症の関係はありますか?

A6.チメロサールはワクチンに含まれる【エチル水銀】の防腐剤です。
水俣病で問題となった有機水銀は【メチル水銀】であり、チメロサールの【エチル水銀】に関しては健康被害を起こす可能性を示唆する環境濃度の基準はありませんでした。生涯接種を受ける量は微量であり、ワクチンに含まれるチメロサールは危険なものではないといわれています。

チメロサール(エチル水銀)は神経障害を起こすという誤解が一時期広がりました。
チメロサールのエチル水銀には、中枢神経障害毒性の定説がなく、自閉症と水銀中毒症の症状は全く異なるものです。

自閉症の増加とチメロサールを含んだワクチンは、大規模な疫学調査の結果として因果関係は低いと考えられています。デンマークの調査で、1971年~2000年に自閉症と診断された2~10歳の患者のワクチン接種歴を調査したところ、1992年からチメロサールを含んだワクチンの使用を中止しているにもかかわらず、それ以降に自閉症児が増加しており関連性は否定されています。

Q7.チメロサールフリーワクチンはありますか?

A7.チメロサールフリーワクチンとは、チメロサールが入っていないワクチンです。
防腐剤であるチメロサールを用いないために一般的なワクチンより流通が少なく、割高になります。
当院でも希望の方にチメロサールフリーワクチンを接種できるように毎年在庫を確保しております。

ただ希望者が多い場合には先着順になったり、当院に在庫がない場合には神田院、横浜院などにご案内することもあります。
まずはお気軽にお問合せください。