今年世界的に、コロナとインフルエンザの同時感染が懸念されています。
インフルエンザワクチン需要の増加を受け、当院でもワクチン接種を行います。
2022年度インフルエンザ予防接種は、11月2日(水)より接種開始となりました。
※TMS治療中で予防接種ご希望の方はスタッフまでお声掛けください。

目次
接種可能時間
平日 10:30~14:00、16:30~19:30
日曜 10:30~13:30、15:00~18:30
※複数人以上で時間外検討いたします。
※土曜日のみワクチン接種はお休みとさせていただきます。
※お電話でのお問い合わせは行っておりません。
料金
3,500円(現金のみ対応)
接種にあたっての注意
当院では、高校生~64歳の方のみを対象としております。
妊娠中の方も予防接種を受けられます。
以下の方は予防接種ができません。
・接種当日の体温が37.5℃以上の方
・重篤な卵アレルギーのある方(現在日常的に卵成分の含まれる食品を摂取していれば大丈夫です)
※その他定期予防接種等は行っておりません。
インフルエンザワクチンQ&A
Q1.卵アレルギーがある場合、ワクチンは接種しない方がいいですか?
A1.卵アレルギーであっても、全身症状あるいはアナフィラキシーショックを起こしたことがなければ接種可能です。 ワクチンの製造過程においてわずかながら卵由来の成分が残存します。これによる卵アレルギーの副作用がごく まれに起こり得ます。近年は高純度に精製されているのでほとんど問題となりませんが、重篤な卵アレルギーのある方(鶏卵、鶏卵が原材料に含まれている食品類 をアレルギーのために日常的に避けている方)は、 ワクチン接種をおすすめしておりません。
Q2.ワクチンの効果はどのくらい持続しますか?
A2.季節性インフルエンザワクチンでは、これまでの研究から、ワクチンの予防効果が期待できるのは、接種した(小児の場合は2回接種した)2週後から5カ月程度と考えられており、国内産の新型インフルエンザワクチンでも同程度と考えられます。※ 輸入ワクチンの効果がどれくらい持続するかについては、現在製造販売会社が試験を継続しています。
Q3.妊娠していてもインフルエンザワクチンを接種していいですか?
A3.一般的に妊娠中のすべての時期において安全であり、妊婦がインフルエンザに感染すると重症化することがあるため、ワクチン接種が勧められています。日本で使用されるインフルエンザワクチンは、病原性をなくした不活化ワクチンで、 胎児に悪影響を及ぼしたという報告はなく、妊婦は接種不適当者には含まれません。また妊婦がワクチンを接種することで母体の免疫が胎盤を介して胎児に移行し感染防御を与えることが期待されています。
Q4.授乳していてもインフルエンザワクチンを接種してもいいですか?
A4.授乳期間中にインフルエンザワクチンを接種しても支障はありません。現行のインフルエンザワクチンは、不活化ワクチンです。母乳を介して乳児に悪影響を与えることはありません。ただし、お母さんがインフルエンザワクチン接種を受けたからといって、お母さん自身にインフルエンザの予防効果を期待することはできても、母乳を介してお子さんにインフルエンザの予防効果を期待することはできません。
Q5.新型インフルエンザワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)にはどのようなものがありますか?
A5.季節性インフルエンザワクチンの場合、比較的頻度が高い副反応としては、接種した部位(局所)の発赤(赤み)、腫脹(腫れ)、疼痛(痛み)などがあげられ、全身性の反応としては、発熱、頭痛、悪寒(寒気)、倦怠感(だるさ)などが見られます。まれではありますが、ワクチンに対するアレルギー反応(発疹、じんましん、発赤(赤み)、掻痒感(かゆみ))が見られることもあります。
接種した部分の発赤(赤み)、腫脹(腫れ)、疼痛(痛み)は、接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日で消失します。全身性の反応は、接種を受けられた方の5~10%に見られ、こちらも通常2~3日で消失します。
その他に、非常に重い副反応*の報告がまれにあります。ただし、重い副反応の原因がワクチン接種であるかどうかは、必ずしも明らかではありません。今回の国内産の新型インフルエンザワクチンも、程度の問題はありますが、ほぼ同程度の副反応が報告されています。
*非常に重い副反応;ギランバレー症候群、急性脳症、急性散在性脳脊髄炎、けいれん、肝機能障害、喘息発作、紫斑など
※ 輸入ワクチンについては、疼痛などの局所反応が国内産に比べて高い傾向がみられます。