【連休明けにダルい】連休明けの5月病・6月病対策

コロナ禍で五月病がかわった?

新型コロナウイルスによる生活の変化で五月病にも変化がでてきています。

働き方や、休み方、普段の生活の仕方や、仕事の意味など以前の5月病とは異なる理由で5月病になることがみられています。

仕事中に頭が重くなる感じがする、休日には気力が出ず起きれない、朝のだるさがつらいなどの症状に心当たりがあれば5月病のイエローサインです。

2023年5月病症状セルフチェック

  • □朝起きるのが億劫になった。夜更かしする日が増えた。
  • □身だしなみや人と関わることが面倒に感じる。
  • □仕事や勉強に身が入らない。
  • □忘れ物などちょっとしたミスが増えた。
  • □コンビニに行くなどちょっとした外出を「かったるい」と思う。
  • □周りの態度や人の話が気にかかる。
  • □遅刻や欠席など時間や物事にルーズになった。
  • □なんとなく最近イライラする。気になることが増えた。
  • □趣味や友達とのレジャーなど楽しいことにやる気が出ない。関心が薄くなった。
  • □通勤やちょっとした外出に対して「疲れる」と感じる。

2023年のコロナ禍五月病とは?

コロナ禍前の「五月病」は緊張感あふれた4月を過ごした新入生・新入社員や、前年度から新しい社員やプロジェクトのために準備して新年度でやる気をだしてバリバリ頑張っていた中間管理職、管理職が,長期間の休みで生活リズムが崩れることに加え気が抜けてしまい、GW明けに倦怠感や虚脱感を感じるものでした。

新入社員の五月病

新入生・新入社員は希望や理想を持ち、新しい環境に早く馴染もうと努力し、緊張感が強く無理を重ねてしまいます。

GWまでは緊張感で頑張れていても疲労と重なり蓄積され5月に入ると「朝起きられない」「会社に行けない」などの症状が現れます。

新しい環境に馴染みづらいことによる抑うつ状態のようなものです。

一方、コロナ禍ではテレワークが中心となり、入社しても入社式もZOOMであったり、出社が少なく周りの人との関係性が築きにくくなったり、相談がしにくかったりと今までの新入生の悩みとは異なる悩みが増えてきました。

4月中はその環境の中でも馴染めるように頑張ろうとしていた一方、出社をしないために生活リズムがテレワークで夜ふかし型になることで学生の生活から社会人の生活に移行できず、疲労がたまり、長い休み中にも改善が難しく疲労の積み重なりで5月病になるケースが伺えます。

コロナ禍でオンライン化となって、学生から社会人になった気持ちの切り替えがしにくくなり「自分が会社で働いているイメージがわかない」などの不安が沸き、モチベーションの低下、気持ちの落ち込みも関係している可能性があります。

中間管理職・管理職の5月病

また、中間管理職、管理職については3月末の年度末にコミュニケーションが取りづらい中で決算やまとめを行い、その後4月の新年度が慌ただしく始まり【燃え尽き症候群】のような状態で疲労が積み重なり、リフレッシュすることがなかなかできず五月病になるケースが多くなっています。

コロナ禍で飲食の機会など業務以外のコミュニケーションの機会が失われ人間関係の構築、新しいアイデアを生み出す場、組織文化の継承、価値観の共有の場がなくなり、部下との関係性に悩むなどが重なったことで不調になるケースも見られます。

5月病の診断

時間に追われるように忙しくしていた一方、長い休みになりフッと糸が切れてしまいます。

日々の疲れをとろうとGW中に一日中寝たきりになると身体のリズムが崩れてしまいます。

その結果、GW明けにだるい、仕事に集中できない、学校に行きたくない、起きれないなどの症状が出てきます。

環境や生活の変化により不調が現れやすくなるのが「5月病」です。

医学的には「5月病」という診断名はなく、診断はできません。医学的な病名の中ではこのような変化による不調は「適応障害」と考えられますが、その背景に「うつ病」や、「不安障害」などもある可能性があります。

世界にも「5月病」のような言葉があり、夏に長いバケーションをとる欧米では「9月病」、5月に配属が決まる企業では「6月病」など様々な呼び名があります。

新型コロナウイルス流行2年目に入り、在宅勤務、テレワークが慣れてきた中、出勤や長めの休みなどの小さな環境変化がぐっと疲れを感じやすくなるトリガーになることもあります。

GWに5月病になりやすいイエローサインセルフチェック

①こころの変化

4月中間から後半にかけて

  • □イライラ
  • □気力が出ない
  • □いつもと同じ仕事なのにプレッシャーを感じる
  • □小さなことを大きくとらえてしまう

などの症状があるとイエローサインです。

緊張感でやっと保っているいつもの日常生活がGWの休みで糸が切れてしまう可能性があります。

②身体の変化

  • □寝たり休んだりしても疲労感が残る
  • □寝付きが悪くなった・朝目覚め悪い
  • □身体が緊張して肩こりや腰痛が強い
  • □通勤する前に吐き気がする

なんとか身体に鞭打ちながら対応していたものの、日々の身体の疲れを楽にしようと、GW中に1日中寝たきりになるとGW明けに起きられない、身体の疲労がさらに大きくなってしまうこともあります。

上記のこころと身体のイエローサインがある場合は、GW開けに5月病にならないようにGW中に短期集中TMS治療でメンタル予防をおこないませんか?

TMS治療による効果

  • 普段通りに仕事ができる
  • そわそわ・イライラの改善
  • 判断力の回復
  • 気分の落ち込みの改善
  • 夜の寝つきがよくなる
  • 疲労感の改善
  • 食欲の改善

GW明けの5月病予防には睡眠のケアが重要 GWは長い休みで日々の疲れを改善しようと、1日中寝たきりになることもすくなくありません。

日本人は休む=寝るということが多いですが、人間は体内リズムが崩れることでより疲労感を感じやすくなったり、寝ても疲労が溜まってしまうこともあります。

GW開けにまた自立して元気に仕事にいけるようになるためには、このGW中に「上手に寝て休む」ことができるように睡眠方法を見直してみることもおすすめです。

 心の不調(うつ病)治療法 

  1. 薬物治療:抗うつ薬などの治療
  2. 電気痙攣療法:人為的に頭部に電気を流して痙攣発作を誘発する
  3. TMS治療:頭部にコイルを当てて脳を磁気刺激する治療
  4. 精神療法:認知行動療法等のカウンセリング

副作用も少なく 安全性が高いTMS治療は

「くすりが怖い」、「くすり による治療でもなかなか改善しない」という方におすすめです。

憂うつ気分とTMS治療の文献

お薬の治療では消化器症状や奇形、認知機能の低下、電気痙攣療法の副作用である記憶障害などの認知機能障害がありますが、TMS治療は軽い頭痛や軽い吐き気など副作用が少ないことが特徴です。
お薬よりも、副作用が少なく抗うつ効果が高い治療として世界ではTMS治療はうつ病の標準治療になっています。
勉強に影響がでるかもと心配する学生さん、仕事の集中力に影響するかもという社会人、妊活や授乳中など女性と子供にも優しい治療です。

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