【不妊治療の妊活うつ】薬に頼らない安全な治療
~リプロダクションケア~

不妊治療・妊活中の心の不調~男性と女性の妊活うつ~

ポジティブな気持ちで妊活をはじめたのに、いつのまにか妊活が負担になり心の不調にになることも

不妊治療の通院で仕事の早退や遅刻が多くなり職場へ罪悪感を感じる、パートナーに当たりたくなる、将来の不安、金銭的な不安が強くなる、だるくて1日動けない、家族やパートナーに罪悪感を感じるなどの症状を感じることもあります。

妊活は「努力」だけでなく「運」も入リます。

一生懸命仕事をして 努力で結果を出してきた人が、不妊治療になると努力しても結果がでない、努力が足りない、足りない、と燃え尽き症候群になるかもしれません。

不妊治療のメンタル不調の治療課題

不妊治療の妊活うつの課題は大きく3つパターンがあります。

1)今までにメンタルのお薬を飲んだことがないが、卵子や精子に影響が出たりするかもしれない、依存がありそうでお薬を使うのは怖い

2)以前メンタルのお薬を飲んでいたが、減薬や断薬をしたことがある、減薬をしたときに離脱症状や中止後症候群でシャンビリ、しびれ、めまい、自律神経が乱れるなどの不調がありもうお薬は飲みたくない、増やしたくない。

3)現在メンタルのお薬、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬、抗精神病薬などを飲んでいるが、調子がわるく減薬ができない、減薬をするにも勇気の一歩が出ない。(クリックにて減薬や断薬のためのTMS治療に移動します)

つまり、共通しているのは不妊治療、妊活でのメンタルヘルス不調には一般的なメンタルのお薬治療は子供に影響が出るかもしれないために使いづらいということが言えます。

家族関係が苦しくなる妊活うつ

家での話題が不妊治療が中心になり、 男性も女性も 妊活うつで共通するのは お互いにお互いをみれなくなることです。

一緒に自分たちの子供とパートナーと家族になりたかったのに、いつの間にか一緒にいても楽しくなくなります。

一緒にいて安らぐからこそ、子供も含めて家族になりたかったのに、妊活、不妊治療を始めてから一緒にいるのが辛くなってしまった。

そんな兆候があるときには妊活うつの可能性があります。

女性の妊活うつセルフチェックリスト

  • 1日1日焦りが強い
  • 将来が不安で突然涙ぐむ
  • イライラしてパートナーに当たりたくなる
  • ぐるぐるいつも同じことを考える
  • 今までの自分の人生を悔やむ
  • 睡眠が重要なことがわかっているのに眠れない
  • 周りの子供をもつ家族に対してイライラしてしまう

女性の妊活うつ

女性では、特に不妊治療のStep2:人工授精,Step3:体外受精になると週の半分以上通院が必要になることもあり、遅刻や早退が重なり仕事に影響が出てしまう

自分のライフプランとキャリアプラン、心身状態の波、人間関係の不安定さに悩むことがあります。

妊娠中ならつわりでの休暇なども仕事場の理解をえられるのに、妊活中は子供がいないのに何で休むのと周りからの理解を得られにくい。

女性ホルモンの注射や排卵誘発剤により、勤務日に副作用で動けない、排卵日を超えるとパートナーにあたりたくなる、妊活中のPMS・PMDD(妊活中の生理前の不調)が強くなる。

大切な友人や親戚、同僚の妊娠の連絡や子育ての連絡を聞くと、素直に一緒に喜べない。

焦りと時間が迫ってくるような感じがして余裕がなくなる

周りの通院の女性に付き添いのパートナーがいると、なぜ自分は一人なんだろうと悔しく、悲しく思ったりもしやすくなります。

男性の妊活うつセルフチェックリスト

男性は、自分の身体や精子への不安、何度も費用が掛かっていくことに経済的な不安、将来の不安を感じやすくなります。

  • 経済的な不安が強くなる
  • パートナーの感情についていけなくなる
  • 大事な排卵日に緊張をしてしまう(排卵日ED)
  • 自分が生物学的にダメな気がして、仕事でも自信がなくなってくる
  • 家族や親戚などからの言葉の一つ一つが煩わしくなる

男性の妊活うつ

まず初めに妊活を始めるときに自分に、相手に、妊娠しにくくなる原因がないかを調べます。

この検査は最初のステップではありますが、男性にとっても、女性にとっても高いハードルがあります。

特に男性にとっては、今まで健康に過ごしてきたのに不妊治療をすることで男性としての自分を評価されることに抵抗がある。

受診をしてほしい女性と受診をしたくない男性と、受診する、しないから喧嘩になってしまうケースもいます。

また、排卵日周期には仲良くすることを奥様から頼まれます。

しかしながら、なかなか仕事が予定通り終わらずパートナーを怒らせてしまったり、疲れて帰ってきた後、プレッシャーで夜の営みができずに排卵日EDで自分が情けなくなったりと性の悩みを抱えることもあります。

パートナーの感情の波に振り回されたりと一緒に家庭を作ること自体に不安になっていくこともあります。

妊活を目指す人に優しい 薬に頼らない心の磁気治療 TMS治療


うつ状態(妊活うつに対する薬に頼らない)治療法 

  1. 薬物治療:抗うつ薬などの治療 吐き気や下痢などの消化器症状の副作用・催奇形性などの卵子や精子に影響がでる可能性がある
  2. 電気痙攣療法:人為的に頭部に電気を流して痙攣発作を誘発する ※重度のうつ病が適応になります
  3. TMS治療:副作用が少なく効果が高い、第三のうつ病治療 脳を磁気で刺激し抗うつ作用をもたらす 
  4. 精神療法:認知行動療法等のカウンセリング

副作用も少なく 安全性が高いTMS治療は

「薬による治療が不安」、「薬 による治療でもなかなか改善しない」「早く治療効果を望みたい」

という方におすすめです。

憂うつ気分とTMS治療の文献

お薬の治療では消化器症状や奇形、認知機能の低下、筋弛緩作用などの副作用、電気痙攣療法では、記憶障害などの認知機能障害が問題になりますが、TMS治療は軽い頭痛や軽い吐き気など副作用が少ないことが特徴です。

お薬よりも、副作用が少なく抗うつ効果が高い治療として世界ではTMS治療はうつ病の標準治療になっています。

自分の子供にも安全、安心な治療がしたい 不妊治療中・妊活中の男性・女性にも優しい治療です。

東京TMSクリニックのTMS治療効果

どの病院もクリニックも同じTMS治療を行っているわけではありません。

TMS治療は海外に10年遅れて2019年6月に保険診療になったばかりでもあり、海外のTMS治療の知識と専門性をもつか、経験症例数や、プロトコール、日本全体の他医療機関との医療連携を実施しているかなど、TMS治療の専門性に大きく違いが存在します。

研究をもとにしたTMS治療の文献では、一般的にTMS治療は3-4割の効果が認められるとされています。

当院では、研究プロトコールではなく、より治療効果を高めるための臨床プロトコールと臨床TMS治療機器を採用し8-9割の効果をみとめています。

東京TMSクリニックの心理検査改善割合

※うつ状態と集中力を評価する心理検査

東京TMSクリニックの重症度別 TMS治療改善改善度

方法

※2020年5月~2021年1月までに当院へ来院し、TMS治療を実施した全患者

男性56%、女性44%
10代:3%,20代:25%,30代:25%,40代30%,50代:12%,60代5%
TMS治療初回時・10回目・20回目の心理検査結果の比較分析

「日本人に合わせた世界標準のTMS治療」を行うため日々データを積み重ね分析し治療を改善しています。

リプロダクションケア:不妊治療の妊活うつ

【リプロダクションケア】とは不妊治療の心のケアです。

不妊治療の現場は不妊治療の技術がメインになり現場のスタッフも忙しく、なかなか不妊治療の心のケアをできるところはありません

不妊の原因は、よく「女性の身体」のせいといわれることもありますが、実は男性と女性、半分半分の原因であり、一番多い理由は「加齢」です。

妊活うつで一番つらいのは本来一番味方になってくれるパートナーから責められる、責めてしまうことが特徴です。

不妊治療の4つの痛み

不妊治療は色々な要素が絡み合い、身体的、精神的、社会的、霊性・自我的痛みがあります。

クリックで拡大します。
  1. 身体的
    ・女性ホルモンの大きな負荷
    ・睡眠が不安定になる
    ・高頻度な通院による身体的疲労
    ・流産、死産による赤ちゃんの死
  2. 精神的
    ・未来自分の手に子供を授かれるか、家族としてやっていけるか不安
    ・妊娠できない自分へのいら立ち
    ・過去の自分や周りへの後悔
    ・周囲の人から妊娠はまだかと追い詰められる怖さ
    1. 社会的
      ・高額な不妊治療費
      ・経済的不安
      ・午前休、午後休などが続き仕事上での疎外感

    ・家庭内での問題
     (女性は高頻度な通院だが、男性は高額な医療費の負担をする)
    1. 霊性・自我
      ・生きる意味への問
      ・子供を授かれない人生
      ・他者との関係性の変化
      ・自責の念
      ・過去の自分、現在の自分、未来の自分に対する喪失体験
      ・過去のパートナー、現在のパートナー、未来のパートナーに対する喪失体験
      ・未来の赤ちゃんと家族との喪失体験

このような状況が続くと、うつ状態になり、抗うつ薬が処方されることもあります。
抗うつ薬や心のお薬は奇形の心配もあることから不安になる妊活中の女性も多くいらっしゃいます。

参照:妊娠・授乳とくすり

妊娠後TMS治療はつづけられるの?

妊娠中のTMS治療は日本の精神神経学会から出されているガイドラインでは認可されていません。

一部の国では行われていますが、症例がまだ多くなく、安全に行えるかは議論されている段階です。

当院では、精神神経学会に従い、妊娠反応が出た方に関しては出産後までTMS治療を中断いたします。

出産後、授乳を行うときや、産後うつに関しては薬に頼らない治療としてTMS治療を行うことは可能です。

妊活中のPMSは悪化しやすい?

妊活中には、PMS/PMDDになりやすくなります。

妊活中には女性ホルモンの負荷が大きくなること、また妊活は「努力」だけでなく「運」も入リます。

妊活をする女性はコツコツ努力を重ねる女性が多いですのでその分「ストレス」を日常的に積み重ねやすくなります。

また妊活は女性不妊治療のほうが受診回数が多く、ステップ2の人工授精については採精のみであったりすることで女性側が孤独や負担感を感じやすくなり、よりパートナーに当たりやすくなります。

妊活へ集中するために休職や離職をしたりして、より孤独になったり、妊活の話題だけに夫婦の会話がなったりとギスギスしやすくなります。 妊活中は不妊治療だけに専念するのではなく、趣味や仕事なども責任は負荷は少なくすることはあっても良いので第三の場などを持っておいたほうがおすすめです。

PMS/PMDDがあると産後うつになりやすい?

うつ病やPMS/PMDDの既往がある女性は、妊娠中のうつ病のみならず産後うつになるリスクが2倍になることがわかっています。 妊娠前のPMS/PMDDの重症度、イライラや気分の落ち込みなどの精神症状の程度が産後うつ病の関連性が高いことがわかっています。

もしかして「妊活うつ?」と思う一方、お薬の治療は「妊娠に影響があるかもしれない」、「自分の子供に影響がありそう…」「依存しちゃいそうで怖い」、「吐き気や焦燥感が強くなる副作用が怖い」など不安になる人もいます。

特に妊活中や、授乳中など自分のカラダだけではなく、子供のことを含めて考えたい、薬以外にも選択肢がほしい、薬で効果をなかなか実感できないなどの悩みをいだきやすいです。

妊活ストレス・妊活うつに対するTMS治療

妊活ストレス・妊活うつに対するTMS治療

妊活プロトコール じっくりTMS治療:9,900円/回(税込み)

20回(セット)+10回(フォローアップ)