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ストレス食い~ストレス発散に食べてしまう~

「ストレスの発散で食ベてしまう」、「ストレス解消法がない」、「食べても食べても満足感がない」、そんなお悩みはありませんか?つい、食べ過ぎてしまうことは日常でもよくあることです。しかしながら、大量に食べることがストレス解消の手段となった「ストレス食い」をしてもストレスが解消されず、食べ過ぎる状態が続く場合は注意が必要なこともあります。

食べ過ぎのメカニズム

「食べる」ことは、お腹がすく、体内のエネルギー状態を安定させるなどの内的要因だけでなく,どんな食べ物が好きか,どんな食べ物をよく食べるか,環境による刺激などの外的要因によっても大きく調節を受けます。外的要因による摂食は前頭前野,大脳辺縁系,大脳基底核といった脳部位が内的要因である摂食調節の中枢である視床下部と連携を取ることで関わります。

参照

前頭前野・大脳辺縁系・大脳基底核による摂食調節機構

成清公弥, 粟生修司

九州工業大学大学院生命体工学研究科脳情報専攻

アディポサイエンス 6(3): 224-229, 2010.

特に前頭前野は、食物の質的評価や食物選択など摂食に関する高度な認知的機能があります。前頭前野の機能が低下すると甘いものやパン、お米などの炭水化物、あげものなどの脂肪分が多いものなど特定のものが食べたくなる、食べるなどの行動につながる可能性があります。

参照

肥満症治療のために-高次脳への配慮-

千葉政一, 坂田利家*

大分大学医学部第1内科, *中村学園大学大学院栄養科学部

The Lipid 15(3): 253-259, 2004.

こんな方へ

  • ストレス解消がうまくできない
  • ストレスがたまると甘いものや油ものが食べたくなる
  • 結果を出そうと頑張りすぎてしまう
  • うまく自分の感情を相手に伝えることができない
  • 周囲の人からいい人といわれる

食べ過ぎてしまう人の脳の状態

過食傾向がある人の研究では背外側前頭前野(DLPFC)の活動が低下しており、認知制御の機能が低下しているために過食衝動を抑えられないものと考えられています。報酬評価と情動処理がうまくいかない状態では、いくら食べても満足できないと、摂食量のの増加につながるとされています。TMS治療では背外側前頭前野(DLPFC)の刺激により、食べることを調整を行います。

参照

ストレス関連疾患としての摂食障害 - 脳画像研究によるアプローチ -

佐藤康弘*, 福土審*,**

*東北大学病院心療内科, **東北大学大学院医学系研究科行動医学分野

心身医学 57(8): 790-796, 2017.

過食の治療

1.精神療法

認知行動療法(cognitive behavioral therapy;CBT)・対人関係療法(interpersonal psychotherapy;IPT)

認知から生じる行動の問題 やストレスなどに対する適切な行動様式を身につける

2.薬物療法

抗うつ薬・抗てんかん薬・抗肥満薬・ADHD治療薬など

3.脳の治療 前頭前野に対するTMS治療をお行う

過食とTMS治療

TMS治療は「食べたい」という衝動感がコントロールすることに効果がある可能性があり、食事量の調整ができる可能性があります

※クリックすると拡大します。

症例

33歳 女性 ストレスで8㎏増加した

「ストレス食い」をやめたい

元々生理前に甘いものを食べたくなる傾向はあったものの、3年前の転職、2年前の結婚をきっかけにストレスがたまると食べ過ぎてしまうようになり、3年で8㎏体重が増加していました。

当院初診時SDS 64点(50点以上がうつ状態)であり、翌日よりTMS治療を開始しました。TMS 5回目の時には頭のすっきり感を感じ、TMS 10回目の時にはイライラ感がおさまっており生理前の喧嘩が減りました。

TMS20回目の時には会社でストレスをうけるような人間関係があっても心の動揺が少なくなり、過食をせずにいることができました。どうしても食べなきゃいけないというような気持ちもなくなり、TMS30回目には―4㎏の減量を行うことができました。

料金

ストレス食い に対するTMS治療

ストレス食いプロトコール ベーシックTMS治療:4,500円/回(税別)

20回(セット)+10回(フォローアップ)

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